不動産売却をお考えであれば「インスペクション」について知っておくと良いでしょう。
インスペクションをおこなうと、スムーズな不動産売却が期待できます。
今回は、不動産売却前にインスペクションをおこなうメリットや、費用について解説します。
不動産売却前に知っておきたい「インスペクション」とは?
インスペクションとは、既存住宅の建物状況調査のことです。
インスペクションは、インスペクターと呼ばれる専門家によって、建物の劣化状況や欠陥部分があるかどうか、修繕が必要かどうかを調査します。
売却活動を始める前にインスペクションをおこなえば、査定額が上がるかもしれません。
また、インスペクションの実施は義務化されていませんが、宅地建物取引業法の改正により、インスペクションに関する説明は不動産会社に義務付けられています。
不動産売却前にインスペクションをおこなうメリットとは
インスペクションの大きなメリットは3つあります。
1つ目は、早く売却できる可能性があがることです。
インスペクションを実施しているということは、専門家による調査をクリアしたことを意味します。
専門家による調査済物件のため、買主は安心して購入できるので、早く売れる可能性が高くなります。
2つ目は、価値の高い建物だという証明になることです。
インスペクションで問題がなかったり、問題があった箇所を修繕したりすれば、高い金額で売れる可能性も上がります。
また、3つ目のメリットとして、欠陥部分の有無を把握し、必要があれば修繕対応をおこなうことで、物件引き渡し後の買主とのトラブルを防げます。
不動産売却前に確認!インスペクションの費用とは
インスペクションの費用は5~7万円前後が相場です。
●マンション:約5万円
●一戸建て(165~250㎡):約5万円
●一戸建て(250~500㎡):約7万円
マンションの場合、面積で調査費用を分けている業者は少ないようですが、一戸建ての場合には面積に応じて費用が異なります。
もちろん、業者によって料金に違いがあるので、まずは問い合わせてみましょう。
なお、売却前のインスペクションを買主がおこなうことも可能ですが、その際には、事前に売主の承諾が必要になります。
まとめ
インスペクションとは、既存住宅の建物状況調査のことです。
インスペクションを実施すると、売主と買主の双方が安心感を得ることができるため、スムーズな不動産売却につながります。
インスペクションの実施は義務ではありませんが、不動産売却をスムーズに進めたい方は、インスペクションを検討してみてはいかがでしょうか。
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