投資用に所有していたマンションを売却しようと思った場合、売り時として適した時期はいつなのか、できるだけ損をしないためにも知っておきたいものです。
今回の記事では、投資用マンションを売却するのに最適なタイミングとはいつなのか、売るための準備や注意点についても解説していきます。
投資用マンションを売却するのに適したタイミングはいつ?
投資用マンションは中古であるため、景気の動向に左右されにくい特徴があり、低金利状態が続いている時期であれば売却しても大きく損をすることはないと考えられています。
建築後10~20年のマンションでは大規模修繕がおこなわれるのが一般的で、大きな額のお金がかかります。
そこで定期的に支払ってきた修繕積立金の額を値上げするマンションも多いため、大規模修繕の前に売ってしまった方が支出が少なく済みます。
また、毎年1回、国税庁によって土地の評価を決めるもののひとつに路線価がありますが、この路線価が上がっているときは、売るのに適した時期です。
他に、マンションが満室で周囲の相場に比べて家賃が高いときや、2~3月の引っ越しが多い時期も売却に適したタイミングと言えます。
投資用マンションを売却するのに必要な準備
投資用マンションをいよいよ売ろうと思ったときに、始めておきたい準備は次のとおりです。
売却が決まったら、早めに管理会社に売却したい旨を伝えて資格喪失届をし、修繕積立金や管理費などの精算をします。
また、周辺エリアにある同じような物件について調査をおこない、相場を把握しておくことも大切です。
マンションを売る場合、権利証や登記識別情報、登記簿謄本をはじめとして、さまざまな書類が必要になります。
スムーズに売買を進められるよう、必要書類は早めに準備しておくようにしましょう。
投資用マンションを売却する際に覚えておきたい注意点
所有している投資用マンションの売却を検討しているときには、いくつかの注意点があります。
マンションを売るタイミングとしてもっとも適した時期を見極めるためにも、自分だけで決めずにプロの意見も聞くことが大切です。
また、自分の居住用としてではなく、投資用の目線で考えてさまざまなことを判断していくようにしたいものです。
もうひとつの注意点として、ローンの残債がある場合は抵当権を抹消するために一括返済しなければならないことが挙げられます。
まとめ
投資用不動産を売る際には、大規模修繕の時期や路線価の状況、引っ越しシーズンなど、さまざまな点から適したタイミングを見極めることが大切です。
自分だけで戦略を練ることは難しいため、不動産会社と相談しながら進めましょう。
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