今年も残すところわずかとなりました。街はクリスマスのイルミネーションで輝き、年末年始の準備に追われている方も多いのではないでしょうか? そんな慌ただしい時期ですが、12月21日は「冬至」です。
冬至は、1年で最も昼が短く、夜が長い日。太陽の力が最も弱まる日であり、この日を境に再び力が蘇ると考えられてきました。古くから冬至は、太陽の復活を祝う重要な節目として、世界各地で様々な行事が行われてきました。
日本では、かぼちゃを食べたり柚子湯に入ったりする風習が有名ですね。かぼちゃは栄養豊富で、冬に不足しがちなビタミンを補給するのに最適な食材。柚子湯は体を温め、風邪予防の効果も期待できます。
ところで、今年は秋が短かったと感じた方も多いのではないでしょうか? 9月はまだ残暑が厳しく、10月に入っても夏のような日差しが続く日もありました。11月も同様です。しかし、12月に入ると急に寒くなり、あっという間に冬の到来を感じた方も多かったはずです。
気象庁のデータによると、2024年の秋(9月~11月)の平均気温は平年より高く、全国的に暖秋傾向でした。しかし、11月後半からは寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まったため、急激に気温が低下した地域もあったようです。
このように、今年は秋が短く、冬が早く訪れたと感じた方が多かったかもしれません。冬至を迎え、本格的な冬の到来です。寒さ対策をしっかりとして、健康に年末年始を過ごしましょう。
おわりです。