所有している土地を活用するために、近年不足していると言われている保育園に利用していこうと考えている方もいるのではないでしょうか。
待機児童が多いという問題に関して、少しでも役に立てればこれほどうれしいことはありません。
今回の記事では、土地活用として保育園の経営を始めた場合需要はあるのか、運営方法やメリット・デメリットもあわせて解説していきましょう。
土地活用として保育園の経営をした場合に需要はある?
共働きをする夫婦が増えることにしたがって、子どもを保育所に預ける保護者は増えており、なかなか保育所が決まらない待機児童が社会問題になっています。
問題となってから国や自治体がさまざまな対策をおこなってきたことにより、待機児童は減りつつあります。
ただし厚生労働省の調査によると現在でもまだ満室状態の保育所は多く、待機児童は全国で5,000人以上もいるため需要はあると考えられるでしょう。
保育所には、認可保育園と認可外保育園の2種類があり、国の定めた施設の設置の有無など、さまざまな条件に違いがあります。
需要が見込める保育所ですが、経営していくためには、施設の種類や委託運営と自主運営のどちらにするかなどについても、検討していかなければなりません。
土地活用で保育園を運営していくための方法について
土地活用の一環として保育所を経営していく際に委託運営にする場合は、事業用定期借地方式とリースバック式のどちらかに決める必要があります。
事業用定期借地方式は、事業用定期借地権精度を利用して貸し出す方法になり、初期コストが不要なうえ、安定した土地代を得ることが可能です。
一方、リースバック式は、保育園としての建物を建設して土地と一緒に貸し出す方法です。
土地と建物の両方の賃貸料を得ることができます。
自分で経営することも可能ですが、スタッフの雇用やトラブル対策など、さまざまなことを自分だけでおこなう必要があります。
土地活用のために保育園経営を始めることのメリットとデメリット
土地活用のために保育園経営をする際のメリットとして大きいのが、認可保育園の場合は国から補助金が受けられるという点です。
また、税金対策の点でもメリットがあります。
一方、認可の場合は多くの厳しい条件があるため、クリアすることが難しいというデメリットがあります。
また周囲への騒音や園内の感染症など、リスクも少なくありません。
まとめ
保育所不足が続く現在、所有している土地を保育所経営として活用することは、地域への貢献になります。
また、補助金を受けたり節税対策ができたりと、自身にとってのメリットも多岐にわたります。
さまざまな情報を集めてノウハウを把握したうえで、委託運営にするか自身で経営するか決めることが大切です。
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