所有している土地はできるだけ有効に活用したいと誰もが考えるでしょう。
土地にはさまざまな活用方法があり、障がい者施設として活用するのも一案です。
今回は、障がい者グループホームとはどのような施設のことか、経営方法や土地活用することのメリット・デメリットについても解説します。
土地活用に有効な障がい者グループホームとは
障がい者グループホームとは、障がいのある方が地域の中で支援の提供を受けながら複数人で一緒に生活をしていくための住まいのことです。
この施設では食事や入浴、排泄の介助など、日常生活を送るために必要とされる支援サービスの提供がおこなわれます。
障がい者グループホームには、生活援助事業と介護サービスの2種類です。
生活援助事業は、精神障がい者や知的障がい者が自立した生活を送れるように、スタッフが手助けをするという特徴があります。
介護サービスは、認知症高齢者の症状の進行を緩やかにすることを目的として、日常生活に近い生活を送れるよう、ヘルパーがサポートしていくのが特徴です。
日本国内では障がいのある方の人口が増加しており、このタイプの施設の需要が増しています。
土地活用として障がい者グループホームを経営する方法
障がい者グループホームの経営方法には、オーナー型整備、事業者型整備、そして自ら運営する形式の3つがあります。
オーナー型整備は、土地の所有者が建物を建てて施設の運営事業者に貸し出す方法で、土地代と建物の賃料が毎月安定して入金される仕組みです。
事業者型整備は、土地を施設運営事業者に貸す方法で、運営者が建物を建てて運営、毎月土地代のみが支払われる方法です。
自ら運営する方法の場合、建物の建設から施設の運営まで、すべてを自分がおこなうことになります。
介護や福祉、医療サービスなどの経験、研修の終了など、いくつかの条件を満たす必要があります。
土地活用として障がい者グループホームを始めるメリット・デメリット
障がい者グループホームとして土地活用をするメリットには、社会貢献ができるということが挙げられます。
近年増えつつある障がい者を支援することができるため、有意義な事業と言えるでしょう。
また、長期的に安定した収入が期待できる点も大きなメリットです。
少子高齢化が進む現代では、将来的な入居状況についても期待できるでしょう。
一方で、普通の住宅よりも建築費用が高くなる可能性がある点、施設としての経営がうまくいかずに業者が撤退になった場合に他の使い道が少ない点がデメリットです。
まとめ
障がい者グループホームとは、障害のある方たちが日常生活の支援を受けながら、複数人で共同生活を送る施設です。
社会貢献することができる有意義でメリットの多い土地活用の方法ですが、建築費用の高さや建物の使い道に融通が利かない点など、いくつかのデメリットがあることも知っておきましょう。
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