マンション売却の最後におこなうのが「引き渡し」です。
引渡しは、文字どおり売主から買主に物件を引き渡すことで、引き渡しを終えると無事売却が完了となります。
しかし、なかには引き渡し後にトラブルになったという話も少なくありません。
そこで今回は、マンションの引き渡し後のトラブル事例や対応方法、事前にできる防止策について解説します。
マンション引き渡し後によくあるトラブル事例と対処法
マンション引き渡し後のトラブルとして多い事例は、騒音・隣人・設備に関するトラブルです。
騒音トラブルでは、隣人の騒音やペットの鳴き声といったものから、外の騒音がうるさいといったクレームもあります。
しかし、通常の範囲内における騒音に関するクレームについては、売主に責任はないため、買主からの要求は断っても問題ありません。
次に隣人トラブルで多いのは、「クレーマーの住民がいる」「ゴミを溜め込んでいて異臭がする」といったケースです。
このような隣人トラブルは深刻であり、そういった事実を告知せずに売却した場合は、契約不適合責任に問われるため注意しましょう。
そして、設備不良に関するクレームもマンションでは多い事例です。
設備不良に関しては、契約時に定めたルールに則って対応しましょう。
マンション引き渡し後にトラブルが起きた際の正しい対応方法
正当なクレームだけでなく、買主によっては理不尽なクレームをつけてくる方もいます。
しかし、どのような内容であったとしても威圧的な物言いは避け、まずはとにかく冷静に話を聞くことが重要です。
お互いが喧嘩腰になってしまうとより大きなトラブルに発展しかねません。
トラブルを最小限に抑えるためにも冷静に対応した後、不動産仲介業者に事情を伝えて間に入ってもらいましょう。
そして、売買契約書の内容および認識のすり合わせを買主とおこないます。
稀にクーリングオフを申し出る買主もおり、個人同士の不動産売買には適用されませんが、トラブルに発展させないよう丁寧な対応が必要です。
マンション引き渡し後のトラブルを未然に防ぐ方法はある?
トラブルを未然に防ぐためには、告知漏れがないよう徹底することです。
売買契約締結にあたり、買主としっかりと話し合いをおこない認識のズレが生じないようにしましょう。
また、トラブルに発展した際に真摯に対応してもらえる信用できる不動産仲介会社を選ぶことも重要です。
まとめ
マンションの引き渡し後のトラブル事例や対応方法について解説しました。
お互いが気持ち良く売買を終えるためには、事前の告知漏れを防ぐことが重要です。
それでもトラブルになった場合は冷静な対応を心掛け、売却を依頼した不動産仲介会社に相談しましょう。
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